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教えて君用の質問サイト

教えて君に対して手取り足取り面倒を見てくれる質問サイトもあります。そのようなサイトでは特にマナーを気にする必要はありません。

  • 教えて君用の質問サイトでは、回答者を対等な立場の人として考える必要はありません。質問者は顧客であり、回答者は質問者に奉仕をする立場にあります。質問は無料ですが、回答者はサイトの運営者から物理的、精神的な報酬を受け取る仕組みになっています。無料のサポートセンターと考えて構いません。どんどん質問してもらった方が回答者はありがたいのです。

  • 質問する前に自分で調べる必要はありません。面倒なことはすべて回答者がしてれます。

  • 具体的に質問する必要はありません。回答者が回答の候補をいくつか提示するので、その中から自分に合ったものを採用すれば良いのです。自分に合った回答がなければ、何度でも別の回答を要求できます。

  • マナーは特に気にする必要はありません。もし、マナーについて指摘されても無視して構いません。そのような指摘はサイトの管理者が削除してくれます。

  • 回答者が質問方法について苦情を言ったり、アドバイスをすることがありますが、これも無視して構いません。回答の中から自分に合った部分だけを採用し、それ以外はすべて無視することができます。とがめる人は誰もいません。

  • サイト毎に利用ルールがあるので、必ずルールを守るようにしてください。

  • 教えて君用のサイトであるかどうかは、実際の質問回答を見ればわかります。教えて君用のサイトでは、意味不明な質問にも多くの回答が付きます。質問方法や質問者の態度について、問題点を指摘する回答者はいません。そのような指摘があってもサイトの管理者が削除します。「コミュニティ」を名乗るサイトの中にも、質問の仕方を重要視しない、実質的には無料サポートセンターのようなサイトもあるので、よく見極めるようにしてください。

  • 教えて君用のサイト以外では、絶対に、同じ態度で質問しないでください。一般の質問サイトでは質問者と回答者は対等の立場にあります。相手のことを考えず、一方的に回答者に奉仕させようとしても、無視されたり批判されたりします。自分にできることはした上で、マナーを守って質問するようにしてください。

support
type

質問回答の種類

~技術系、サポート系、フリートーク系~

質問回答には技術系、サポート系、フリートーク系などの種類があります。一つの質問スレッドの中に異なる種類が混在することもあります。例えば、フリートーク系の質問に対して、技術系の回答とサポート系の回答が付くことがあります。この混在がトラブルの原因にもなります。

  • 技術系の質問者と回答者

    • 情報の正確さを重視する。誤りや曖昧な内容を指摘する。安易に発言する態度を批判する。

    • 必要最小限の回答をする。ヒントや参考ページなどを提示し、後は質問者が勉強し応用するべき、と考える。

    • マナーやルールに厳しい。違反行為を厳しく注意する。

    • 初心者向けの場所やフリートークのような場所でも、率直な表現で批判し、相手を怒らせることがある。

  • サポート系の質問者

    • サポートセンターに問い合わせるようなつもりで質問する。お客様的な態度で、回答者に自分のサポートをさせようとする。自分からは十分な説明をせずに「~についてわかりやすく教えてください」「回答に必要な情報があれば言ってください」と、受け身な態度を取る。

    • 技術系の回答者からマナーや態度を批判されると、率直な物言いを無礼と感じ、激怒することがある。

    • 回答そのものよりも「サポートしてくれる人」を求めて、複数の掲示板を渡り歩くことがある。

  • サポート系の回答者

    • サポートセンターで顧客に対応するような態度で回答する。説明不足の質問に対しては、ヒアリングをしたり、状況を推測して回答する。初心者には操作方法を手取り足取り教えようとする。

    • 回答する強い動機を持っている。必要もないのに、質問に関連して自分が知っていることをすべて書こうとする人もいる。

    • 技術レベルの低い人も多い。的外れな回答をしたり、自分が知っていることを書いて、すぐに回答を打ち切ってしまう人もいる。

    • マナーの悪い行為を黙認して回答することがある。結果的に「教えて君」を増やし、周囲に迷惑をかける。マナーに厳しい人との間で喧嘩になることがある。

  • フリートーク系の質問者

    • 独り言のような漠然とした質問を書くことがある。それを特に悪いマナーとは考えない。

    • 思い付いた疑問をなんとなく書いているだけの人もいる。話し相手がほしい、自分の周囲に人を集めたい、というのが本当の動機。

  • フリートーク系の回答者

    • 思い付いたことをそのまま書くので、的外れな回答や間違った回答もある。それを特に悪いことだとは考えない。共感や同情を書くだけのこともある。感想や意見、罵倒や嘲笑もある。

    • 投稿内容を制限するようなルールや発言を嫌う。マナーは大切だが、言いたいことを言い合うことも大切と考えている。

棲み分けや共存のための方法として、以下のものが考えられます。

  • ルールによって投稿内容を制限し、棲み分けを図る

    • 技術系の場所にしたい場合は、曖昧な質問を禁止し、質問用のテンプレートを用意する。

    • サポート系の場所にしたい場合は、批判的な発言を禁止する。回答者がよく使う批判的な表現を例示し禁止する。

    • フリートーク系の場所にしたい場合は、投稿内容をあまり制限しないことを明示し、回答しにくいときはスルーするように方向付ける。

  • ルールによって参加者間の衝突を抑制し、共存を図る

    • 質問に対する直接的な回答以外の内容を禁止する。回答者間のやりとりを禁止する。直接的な回答以外の内容を投稿できる場所を別に用意する。

    • 批判的な発言を禁止する。回答しにくいときはスルーするように方向付ける。

  • 参加者の自主的な棲み分けと共存を促す

    • ルールをあまり作らず、参加者のコミュニケーション能力を高めることで、トラブルを減らし、共存できるようにする。

    • 参加者間のトラブルの事例をよく知ってもらう。

    • 人によって考え方や態度が異なることを理解してもらう。

    • 自分と相性の悪い相手はスルーするように方向付ける。

    • 喧嘩を売られても買わないようにお願いする。

handle

ハンドルの種類 ~コテハンと捨てハン~

投稿者のニックネームのことをハンドルと言います。使用期間と匿名性に注目して分類してみました。継続的なハンドルは「コテハン」(固定ハンドル)と呼ばれ、短期的、一時的なハンドルは「捨てハン」と呼ばれています。

ハンドルの種類

  • 誰でも個人を特定できるハンドルや実名

  • 個人を特定できない実名

同姓同名の人に迷惑なのであまり使われません。

  • 複数のサイトで長期的に使用するハンドル(コテハン)

本人を知る一部の人には個人の特定ができることが多い。グローバルなハンドル。

  • 特定のサイトで継続的に使用するハンドル(コテハン)

  • 短期的なハンドル(捨てハン)

数スレッドに渡り、数日の間だけ固定。長い時間を置いて散発的に現れることもある。

  • スレッド内でだけ固定なハンドル(捨てハン)

  • 24時間程度の短い時間だけ固定なハンドル(捨てハン)

  • 投稿の度に異なる、一時的なハンドル(捨てハン)

嫌われる捨てハン

コテハンが多いサイトでは、頻繁にハンドルを変えて別人のふりをする行為は嫌われます。捨てハンの投稿の中には暴言や嘲笑を含むものも多くあり、これも嫌われる原因になっています。

保身的なコテハンが批判的な意見を無視するための口実として、捨てハンへの嫌悪を利用している場合もあります。批判的な意見に向き合いたくないが、理由もなく無視することはできないので、捨てハンの意見だから無視する、と考えて自分自身を納得させようとするわけです。

一方、コテハンも捨てハンも匿名であることは同じであり、捨てハンだからという理由だけで投稿自体を否定するのは理不尽だと考える人もいます。

捨てハンの言葉はコテハンの言葉よりも軽く受け取ることができ、後に尾を引かないので、言い争いは捨てハンでやってほしいと考える人もいます。普段はコテハンを使い、言い争いになりそうな話に加わるときは捨てハンに切り替える(ただし穏やかな態度は変えない)という使い分けをする人もいます。

嫌われるコテハン

コテハンを使用することは、捨てハンに比べれば匿名性が低いので、堂々としていると思われるかもしれませんが、実際のコテハンの言動はむしろ控え目で、ときには保身的で卑怯にも見えます。これは匿名性が低いために慎重にならざるを得ないからです。グローバルなハンドルでトラブルに巻き込まれると、ストーキングされる危険性もあります。

また、コテハンで堂々と率直に発言することが必ずしも推奨されているわけではありません。人の面目を潰す率直な発言をし、反感を買って攻撃目標になり、挑発に乗ってしまうようなコテハンは、言い争いを繰り返すため嫌われます。本人は構わなくても、他の参加者や運営者には迷惑です。サイトによって程度は異なりますが、コテハンには、穏やかな態度と、言い争いに対して消極的であることが推奨されます。

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敬称・愛称を含むハンドル

「ちゃん」「さん」「さま」「chan」「san」「sama」のような敬称、愛称を含む固定ハンドルを使う人がいます。他には「先生」「教授」「隊長」など。このハンドルが反感を持たれる原因の一つになることがあります。メリットとデメリットについて考えてみました。

メリット

  • 友達同士の会話のような気さくな雰囲気にできる。

  • 親しく話したいときは、敬称・愛称を含むハンドルが提示されていた方が、呼びやすい。(「~ さん」という呼び方では堅苦しく感じるが、いきなり、呼び捨てや「~ ちゃん」などと呼ぶのも、ためらわれるような場合)

 

デメリット

  • 敬称を付けるべきかどうか迷わせてしまうことがある。

  • 「ハンドル+敬称」で呼び合うことが一般的な場所では、呼びにくい。「~ちゃん」「~ちゃん さん」どちらも呼びにくい。敬称略の指示があっても、呼びにくい。

  • 敬称・愛称を強制することで、尊大に思われ、無神経な人と思われることがある。喧嘩のときには相手の不快感を増幅する。

意図通りに「~ちゃん」と呼ばれるなら良いですが、「~ちゃん さん」とばかり呼ばれるようなら、メリットはありません。嫌われる可能性のあるハンドルであるということは承知しておいた方が良いと思います。単に「ホームページで使っているからどこでも同じハンドルで通す」と考えているだけでは、自らトラブルを招くことになります。

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自慰回答者と提灯回答者への賞賛

質問掲示板の回答者を殊更に賞賛することはしない方が良いと思います。回答活動には賞賛できない負の面もあります。

自発的な回答は快楽を伴う自慰行為でもあります。回答活動は一般的なボランティア活動とは異なり、「無責任な娯楽」であることが多いです。クイズを好きな人がテレビのクイズ番組を観るのと変わりません。自分の楽しみのためだけに回答することも可能です。

また、特定のメーカーの商品だけを積極的にフォローする回答者もいます。メーカーの営業活動、サポート活動と変わりません。「社会に貢献するボランティア」と評価する一方で、「メーカーのサポートまがいの行為をする人」という見方も必要ではないでしょうか。

「自慰行為で何が悪い?」「サポートまがいで何が悪い?」と言われればそれまでですが、手放しで賞賛できるような行為ではないと思います。

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Last-modified: Tue, 25 Sep 2007
 

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